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タバコ肺の悪化を防ぐためには科学的根拠のあるメディカルフィットネスを。もちろん禁煙は大前提。

・タバコ肺って?

肺気腫やCOPD慢性閉塞性肺疾患とも言われますね。タバコを長年吸うことにより空気の通り道である気道に慢性的な炎症が起きてしまいます。そのために気道が狭くなったり、酸素と二酸化炭素の交換が上手くできなくなってしまいます。放っておくと心臓にも負担がかかるようになり命に関わる場合もあります。

・症状は?

ゆっくりと進行します。運動した時の息切れや、長く続く咳・痰が徐々に増えていきます。だんだんと息を吐く力が弱くなっていきます。身体を動かすことがしんどいので無意識に身体活動量が減ってしまいますます体力が無くなってしまいます。そういう意味では全身の病気とも言えるとおもいます。

・検査は?

息を吐く検査をします。精一杯息を吸った状態から思いっきり息を吐きます。1秒間で吐ける息の量が全体の70%以下の場合は疑わしいです。あとはCTで特徴的なまだら模様がないかを見たり、他の病気を否定したりします。

・どうやってなおすの?

①禁煙②気道を広げる薬③運動です。

①タバコを止めるのは必須です。当院でも禁煙外来やってます。一緒に頑張りましょう。ヘビースモーカーだった私でもやめられましたから大丈夫!国家試験の時もニコチンが切れるとイライラするのでニコチンガム噛んでいたぐらい中毒でした。

②気道を広げる薬を吸うことでかなり楽になります。楽になることで活動量が増えて体力が上がります。喘息も合併している場合には炎症を抑える吸入ステロイド薬を併用する場合もあります。3つの成分がひとつになった吸入薬も出ていますよ。

③ついにメディカルフィットネスの出番です。ヴェルヴァーレ本陣クリニックは数少ないメディカルフィットネス併設しているクリニックです。運動療法はとても大事なので赤字覚悟で作りました。周りは全員反対しましたけど皆さんと私とスタッフの健康のために頑張りましたよ。タバコ肺には心肺機能を高める運動が有効ですので筋トレではなく有酸素運動がオススメですね。運動の強さの目安はきつくない程度です。あせらず続けていけば確実に心肺機能が上がっていきますよ。楽しさを最優先して有酸素メニューを用意していますので一緒に頑張りましょう!

愛知県名古屋市中村区本陣通2-19

内科・内視鏡内科・糖尿病内科・整形外科

ヴェルヴァーレ本陣クリニック

院長 荻野仁志