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睡眠時無呼吸症候群で突然死にならないためにもCPAPを使いましょう。

・どんな病気?

寝ているときにいびきがひどかったり、呼吸が止まったり乱れたりする状態です。それが続くと身体に必要な酸素が足りなくなり知らず知らずのうちに心臓などに負担がかかります。

・症状は?

日中の眠気だけでなく、高血圧、心臓がダメになる心不全、脳梗塞、脳出血、不整脈による突然死の原因になると言われています。

・原因は?

①肥満や扁桃腺腫大によって物理的に空気の通り道が狭くなった場合を閉塞性睡眠時無呼吸と言います。

②脳や神経の病気などによって呼吸中枢がやられてしまった場合を中枢性睡眠時無呼吸と言います。

・診断は?

まずは簡易式検査を自宅で行います。指と鼻ににセンサーをつけて寝てもらいます。無呼吸が1時間に5回以上あって症状があれば睡眠時無呼吸症候群です。症状がなくても無呼吸が15回以上あれば診断とされます。

・治療方法は?

圧をかけて強制的に空気を送り込む持続陽圧呼吸器CPAPが主流です。一定の圧をかけてあげることにより空気の通り道が広がり呼吸が楽になります。中枢性睡眠時無呼吸症候群の人で無呼吸が多い人や心臓が悪い人には強制換気機能のついた呼吸器BiPAPを使います。CPAPは呼吸があってもなくても一定の圧をかけ続けるだけですが、BiPAPは呼吸がないと強い圧と弱い圧を組み合わせて強制的に、呼吸した時と同じ状況を作ります。これとは別に軽症者にはマウスピースを用いて舌根沈下を防ぐこともあります。

・治療適応は?

簡易検査で無呼吸回数が1時間に40回以上の重症の場合と、入院で脳波計までつけて行う精密検査で1時間に無呼吸が20回以上の場合は、持続陽圧呼吸器CPAPが保険診療でレンタル使用できるようになります。3割負担で5000円ぐらいです。無呼吸回数が1時間に30回以上の人は脳や心臓の病気がとても増えることがわかっているため積極的に治療しましょう!たくさん血圧のお薬飲んでいるのになかなか下がらない人は無呼吸が隠れているとも言われていますよ。要注意です。

・痩せれば治る?

体重kg÷身長m÷身長mで計算するBMI30以上の人なら15%体重を減らせば睡眠時無呼吸症候群が改善したという報告がありますが、BMI30以下の人は痩せても改善しなかったという報告もあります。ですから痩せれば必ず治るわけでもありません。扁桃腺が大きい人、舌が大きい人、顎の小さい人などは体重に関係なく睡眠時無呼吸症候群が起きることもあります。ご相談下さい。そしてBMI30以上の人は一緒にダイエット頑張りましょう!

愛知県名古屋市中村区本陣通2-19

内科・内視鏡内科・糖尿病内科・整形外科

ヴェルヴァーレ本陣クリニック

院長 荻野仁志