ダイエットのためにGLP-1薬の違いを知っておこう
- 2021年2月18日
- ダイエット
注射を打つだけで食欲が減って痩せられるとしたら?しかもその注射の成分は人体に元々存在するホルモンだとしたら?安心だと思いますよね。
そんな薬GLP-1の種類についてそれぞれ詳しく説明していきます。
・GLP-1ダイエットとは?
GLP-1ダイエットとはGLP-1注射を打つことでダイエットができるというものです。GLP-1注射は元々糖尿病の治療として行われているものをダイエットに利用したものです。
GLP-1には大きく分けて二つの作用があり、
①血糖を下げるインスリンの分泌を促進する効果
②食欲を抑制する効果
があります。GLP-1ダイエットでは主に2つ目の作用によって、ダイエット効果をもたらすことができます。
・GLP-1の薬の種類について
では具体的にGLP-1の薬はどういった種類が存在するのでしょうか。
今日本で使えるものには大きく分けて四つあり、サクセンダ・ビクトーザ・オゼンピック・リベルサスとなります。
・サクセンダ・ビクトーザについて
ではまずは四つあるGLP-1のうち、サクセンダ・ビクトーザについて説明します。
まず薬の違いですが、成分的な違いはありません。デンマークのノボノバルティスという会社が出していて、「リラグルチド」という成分の薬です。
では何が違うのかというと、目的が違います。サクセンダは肥満症に対してで、ビクトーザは糖尿病に対して開発されました。その違いから、サクセンダは0.6mg刻みで0.6-3.0mgの目盛りが付いている一方、ビクトーザは0.3mg刻みで0.3-1.8mgの目盛りが付いています。そのため、サクセンダでは一回の投与量を多いのでより強い食欲抑制効果が期待できますが、ビクトーザでは目盛りが二倍細かいため、より細かい投与量の調節が可能になっています。
これらは二つとも一日一回の注射になります。また、用量を段階的に調節することができるので、副作用が少なくできるのが特徴です。
・オゼンピックについて
オゼンピックは一週間に一度の注射薬です。作用成分がこのオゼンピックではセマグルチドです。初めは0.25mgから開始し、4週間以上それを続けて特に問題が起きなければ0.5mgに増量するといった使います。
・リベルサスについて
リベルサスは注射薬ではなく飲み薬です。毎日飲む必要があります。新しい薬で、日本では2020年6月29日に承認されました。アメリカでは一足早く2019年9月に承認されていました。食後では胃からの吸収率が下がるために、起床時に飲む必要があります。私はめんどくさがり屋なので週一のオゼンピック注射薬にしますが、注射が苦手な方にはお勧めです。
・オンライン診療
初診から全国どなたでもオンライン診療にてGLP-1ダイエット薬の処方を行います。薬は即日発送いたします。また医師がGLP-1ダイエット薬だけではなく、お一人お一人にあったダイエット法を提供させていただきます。GLP-1ダイエット薬の処方をご希望の方はお気軽にご相談ください。
愛知県名古屋市中村区本陣通2-19
内科・内視鏡内科・糖尿病内科・整形外科
ヴェルヴァーレ本陣クリニック
院長 荻野仁志