内臓脂肪と皮下脂肪
- 2020年4月15日
こうやって、正しい知識を身につけて、少しの運動を続けていくと、面白いように痩せていくのがわかると思います。楽しいと思えるようになり、日々の生活が充実したものに変わってきます。ただし、脂肪の燃焼には順序があります。
例えば、「内臓脂肪」は普通預金、「皮下脂肪」は定期預金と考えるとわかりやすいでしょうか?(逆にわかりづらいですか?)
運動をしたり、代謝を上げて脂肪を燃焼していくと、まず内臓についている脂肪から減っていきます。いわゆるメタボリックシンドロームと呼ばれるような、おじさんのぽっこりしたお腹はどんどん小さくなっていきます。やりがいがありますよね。
しかし、ある程度ゴールに近づいてくると、腰の横のたるみ(英語や美容医療の世界ではラブハンドルと呼ばれます)、二の腕のたるみ(俗にいうフリソデ)、顎周りのフェイスラインのお肉などが気になってくることでしょう。これがいわゆるお肉のつきやすい(取りにくい)ところの皮下脂肪なのです。医学的には、運動や上記の努力だけで「部分痩せ」というのは絶対にあり得ません。内臓脂肪が落ちて、皮下脂肪が落ち始めても、脂肪は均等に減っていきます。