抵抗期とチートデイ
- 2020年4月15日
抵抗期(停滞期)
ダイエットを始めると、スマートフォンのアプリやパソコン、手帳などで日々の体重や体脂肪率を記録することが一般的になります。これにより、目に見える形での進捗を確認できるため、やりがいもありモチベーションも高まります。実際に家庭用ゲーム機の中にも、体重管理の機能があるものもあります。
グラフを見てみると、一定期間は体重が減っていきますが、ある時期になるとほとんど変化しない時期があることに気付くかもしれません。
体がダイエットに抵抗しているように感じる時期があります。これを「抵抗期」と呼ぶこともあります。この時期には不安や限界を感じやすくなるかもしれませんが、頑張って続けていくと必ず再び体重が下がり始めることに気付くでしょう。
こうした時期があることを知識として理解し、途中であきらめずに頑張りましょう。また、くじけそうな時には「チートデイ」という方法も参考にするのも良いでしょう。
チートデイ
ダイエット中はカロリー制限をし続けているため、身体は飢餓状態だと判断しホメオタシス機能が働きます。消費エネルギーを少なくしたり、脂肪を蓄積しやすくします。
停滞期対策として、チートデイを入れることで、1日だけ摂取カロリーを増やすことができるため、身体が満足し飢餓状態と勘違いすることなくスムーズにダイエットを進めることができると言われています。
では実際チートデイってなにをどれだけ食べていいのでしょうか。
次の3つの計算式に従うと安心してチートデイが行えます。(3つどれでも大丈夫です。)
1.体重×40〜50kcal
2.減量中の1日あたりのカロリー+2500〜3500kcal
3.基礎代謝×2.5〜4
※健康を気にする場合クリーンチートがおすすめ(クリーンチートとは、脂質をさけたチートデイです。)
ただし当然ですがこれは体脂肪率にもよりますが1ヶ月に1~2回程度が妥当です。やりすぎはオーバーカロリーになり太ります。
愛知県名古屋市中村区本陣通2丁目19番地
内科・内視鏡内科・糖尿病内科・整形外科
ヴェルヴァーレ本陣クリニック
院長 荻野仁志