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ブログ|「ヴェルヴァーレ本陣クリニック」名古屋市中村区本陣通にある内科

GAUDISKIN® デュアルレチノプラス 攻めと守りを同時にこなす2つのレチノール(ビタミン A)製品

  • 2021年6月23日

ビタミン Aには色々な種類がありますが、 ビタミン Aは治療上もっとも重要で効果も大きい成分です。ビタミン A 使用により、肌質改善(ハリ、小じわ、毛穴、滑らかさ、 柔らかさなど)、乾燥肌の改善、しみの改善、花粉症の症状が少なくなったり.…肌根本からの改善が期待できます。そのビタミン A の中で、ピュアレチノール製品は効果が高く、長期に安全に使用できる製品ですが、その方にあった濃度の製品をどれだけどのように使うかが大変重要です。この使用法には個人差が大きく、長期で使用できて初めてその方の最適量がわかります。

超高濃度ピュアレチノール製品は海外製品にはありますが、それらの製品を長期に安全に使用できる方は、日本人ではかなり少なく、多くの日本人の肌には合いません。「デュアルレチノプラス」は、超高濃度の海外製品よりは濃度を落としてありますが、 日本人の肌では十分高濃度の部類に属し、効果重視で設計された製品です。海外製はどうしても好まれないビタミン A 反応が先に前面にでることが多いですが、 「デュアルレチノプラス」は使用量が適切であると、肌のコンディションがよくなり、その結果見た目もよくなるといった感じになります。

2つの性格の違うレチノールで構成されており、守りも攻めもするレチノール製品であることが特徴です。効果を出す攻めを担当する「ピュアレチノール」、さらに肌を守ることを担当する「パルミチン酸レチノール」、それぞれが十分高濃度に配合されています。にもかかわらず、ビタミン A 反応(赤み、かさかさ、 搾みなど)の好まれない症状は少なくなるよう設計されています。1回使用量が少量使用にならざるを得ない方にも対応できるよう、 伸びの良さも考慮されています。(ただし、日本人の約2割の方では、 この製品では強すぎて使用が難しくなると考えています)

エンビロンは守りのビタミン A(パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノールなど)が主体に対して、ZO SKIN HEALTH は攻めのビタミン A(ピュアレチノール)が主体に構成されていますが、デュアルレチノプラスはその両方を併せ持つ形となります。(トレチノインは短期工事用ビタミンA であり、効果も使用法も全くの別物としての位置付けです)このレチノール成分がベースの美容液に入ってしまうと、様々な濃度の美容液夜がないと対応できなくなり、また微調整も難しくなりますが、デュアルレチノプラスではその使用方法を変えることで、肌の状態にあわせて毎日細かく調整することが可能になります。

ピュアレチノールの働きは、肌質 (小じわ、 ハリ、キメ、毛穴、 滑らかさ、 柔らかさなど)改善ですが、特筆すべきは肌の中での保湿機能を上げることです。化粧水のインナーモイスト TAローションとごこのデュアルレチノプラス (但し適正使用量)のみで、乾燥肌のほとんどの方が改善してしまいます。

デュアルレチノプラスの使用上の注主意
※1P 連日あたりから開始(控えめにするなら、0.5P 隔日など)して、 この製品の適否や使用法を判断してください。慣れないうちは、1P連日を上限としてお使い下さい。(最大 2P ですが、1P以上は一部の人のみが可能な使用法です)。日本人の1~2割は高濃度で合わないことを前提とした製品設計となっています。
※極力毎日(最低でも隔日)でレチノールを肌にためるかのような感覚で調節してご使用ください。(週2回などしか使用できないのは製品の濃度が合っていません)
※1回使用量を少なくせざるを得ない時は、何かのクリーム基剤製品と混ぜてご使用ください。
※必ずビタミン A反応がでないようにご自分で使用量を調節してください。ぎりぎり大丈夫な量ではなく、少し余裕を持てる量が長期使用の最適量です。
※トレチノインに強い弱いとレチノールに強い弱いは、明らかな相関をもちません。
※レチノールに弱い方は少量で十分効果があるので、無理にあげる必要はありません。
※少しの無理を我慢して使用継続しますと、長期で使用しにくくなったり、皮膚炎や色素沈着につながることがあります。無理のないご使用方法でも長期使用で、日焼けしたような肌の色になったり、部分的に色素沈着がついたり、肝斑が悪化したりすることがあります。
その場合も使用量が多すぎると判断して減量してください。
※基本的使用は肌機能改善としての顔全体への均等塗布です。均等使用してみて、目や口の周りなど弱いところがあれば少な目の引き算でご使用ください。目の周りの皮膚は薄いため、適切量を超えると水分蒸発量が増え、 かえって殻が目立つようになります。
※肝斑部分は悪化の可能性が高いため、必ず少な目の引き算で使用してください。肝斑部に直接付けて塗り始めるのも禁です。最後に薄く付ける程度にとどめてください。
※レチノールに弱くない方は、顕部もお顔の半分量を目安にお使いください。
※体調により量を調節することも必要です。花粉症やPM2.5など、アレルギー反応のある方は、その季節は減らしてください。化粧水が染みてきたり、少しツッパリ感がある時も使用量が多すぎます。
※ZOレチノール使用時は、「レチノールが使える量」の定義は、「3年間いかなる体調、気候のもとでも安定して使用できる量」としていました、同レベルの注意までは必要ありませんが、そのような視点も併せ持ちお使い下さい。
※洗顔や角質ケア剤、シャンプーなど、特にラウリル硫酸ナトリウム系との併用には注意が必要です。よって、ZO ミラミンミラミックスの併用や、シャンプーが顔の上を流れる事もお勧めしていません。
※適切量でご使用頂く限り、 常識的な紫外線対策の下では紫外線を過度に心配する必要は
ありません。夜塗り忘れた時は、過度な紫外線の下で無い限り、朝使用して頂いてもかまいません。
※1P連日使用で5か月、2P連日使用で2か月半もちます。
※残量が透けて横から確認できる容器にしてありますが、わかりにくい場合は下からライトを当てると分かりやすくなります。

 

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院長 荻野仁志