GI(グリセミックインデックス)
- 2020年4月22日
近年、食後の「血糖値」の上昇度を示す指標であるGI(グリセミックインデックス)が注目されています。GIが高い食品は、急速に「血糖値」を上げるため、すい臓から多量のインスリンが分泌されたり、分泌不足になったりすることがあります。ただし、GIに関係なく、炭水化物を多く含むおいしそうな食品を食べすぎると、「血糖値」が上がります。
健康な人の場合、「血糖値」は常に一定の範囲内でコントロールされています。高い場合は、インスリンやグルカゴン、コルチゾールなどのホルモンが働き、血糖を全身の組織に取り込んでエネルギー源として利用されます。しかし、ホルモンのバランス調整機能が破綻すると、「血糖値」が下がらず、これが続くと「糖尿病」となります。糖尿病は、インスリンの分泌が少ない(あるいはゼロ)、分泌のタイミングが遅い、作用が低下するなどのホルモンの問題により、血糖の処理がうまくできなくなる慢性的な状態です。
糖尿病の方はもちろん、糖尿病が心配な方も低GI値食品を摂るようにして高GI値食品は減らすように心がけましょう。
低GI値食品(55点以下)
玄米 | 55 |
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さつまいも | 55 |
ライ麦パン | 55 |
マンゴー | 55 |
そば | 54 |
全粒粉パン | 50 |
豆腐 | 42 |
卵 | 30 |
フルーツ類 | 30〜20 |
ヨーグルト | 25 |
高GI値食品(70点以上)
キャンディー | 108 |
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上白糖 | 99 |
食パン | 95 |
フランスパン | 95 |
グミ | 94 |
スコーン(プレーン) | 92 |
チョコレート | 91 |
マッシュポテト | 90 |
精白米 | 88 |
コーンフレーク | 75 |
愛知県名古屋市中村区本陣通2丁目19番地
内科・内視鏡内科・糖尿病内科・整形外科
ヴェルヴァーレ本陣クリニック
院長 荻野仁志