こんにちは。

今回は生活習慣病とその予防についてお話したいと思います。

生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。以前は「成人病」という名称で、原因は加齢とともに発症・進行するものとされていました。しかし、実際は運動不足や飲酒・喫煙・不規則な生活など、子どものころからの生活習慣が原因となって発症することが分かり、最近では生活習慣病と呼ばれるようになりました。

では生活習慣病にはどんな種類があるのでしょう。よく耳にするのは、がん、高血圧、糖尿病、脂質異常症でしょうか。その他にも様々あります。少し前のデータにはなりますが、生活習慣病は死亡割合の約6割を占めるとされています。また、生活習慣に関連する疾患に関する医療費は入院・入院外ともに全体の約3割を占めているそうです。

あなたの生活習慣はいかがですか?食事、睡眠、運動、飲酒、喫煙…。思い返すときりがないかもしれませんね。また、健康診断の結果はいかがですか?年々気になる数値が出てきてはませんか?

良くないとされる生活習慣や生活習慣病を放置するとどうなるのでしょう。運動不足や偏りのある食生活は糖尿病や高血圧、脂質異常症の原因になると言われています。高血圧や糖尿病、脂質異常症は心臓や血管に悪い影響を与え、脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。喫煙や過度な飲酒はがんのリスクを上げると言われています。

このように、生活習慣は疾患の原因にもなり、その疾患がさらなる大病へ導きます。

当院には、高血圧や糖尿病、脂質異常症を持った患者さんが多く通院されています。2週間から4週間に1回通院し、採血データや血圧の推移を医師が管理し、薬の処方や生活習慣指導を行っています。最初は、血圧や血糖値のデータが良くなかった患者さんが、まめに通院し治療を行うことで徐々に良くなる姿を見てきました。指導を行うことで、生活習慣にも良い変化がみられ、食事の工夫や運動を気にして行う患者さんも多々いらっしゃいます。この変化はスタッフとしてとても嬉しい変化です。

生活習慣病は、大人になってからの生活習慣だけでなく、小さい頃から培ってきた生活習慣や環境(言い換えると両親の生活習慣のマネ?)、遺伝など様々原因や関連はあると思います。血縁者や両親に生活習慣病がある方は、同じ疾患を持つことも多い印象です。

最近受けた健康診断で要受診になった項目がある方、最近体重が増えてきて気になっている方、自身の体の状態と向き合ってみませんか?また、自分の意思ではどうにもならない禁煙も、当院では禁煙外来として受診できます(ただ残念ながら現在は薬の流通の関係でストップしています)。

生活習慣病について気になっている方、一度当院を受診して、少しでも悪くなる前に治療を開始してみませんか?

愛知県名古屋市中村区本陣通2丁目19番地
内科・内視鏡内科・糖尿病内科・整形外科
ヴェルヴァーレ本陣クリニック
院長 荻野仁志